放浪記っ!

□疾風と雪
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道中で落としたのでないのなら、服を持って出た時に忘れたのだろうか

馬鹿だ……ほんっと馬鹿だ………
大事な食費を忘れるなんて……



「くぅっ……こんなことになるなんて……あの時だんごの誘惑に負けてさえいなかったら……」


またまたピンチ到来だ



「こうなったら……もう北条に……くしゅっ」



さむっ
……とかよく考えたら自分
小田原への道わからないよ!

しかも寒いし……風邪ひきそうですこりゃ

だが宿を取ろうにも宿代ないし、
戻って取りに行くという手もあるけど、しばらく立ち寄りたくないというか。


あの変態眼帯め!
小十郎さんにたっぷり説教されてればいいんだ!




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