放浪記っ!

□蒼色の期待はずれ
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しばらく旅費の心配はないし、この波に乗って脱ニートなるぜ!
と決心したものの、そんなすぐにできるとは思っていない、これでも。


逆に焦って変な所に仕えてしまったりとかあったら嫌だしね

「ふっ……事は慎重に為さねば」キリッ


……ひとりになると寂しいんです、ぼっち嫌い!




とりあえず今候補に上がっているのは上杉かな

あそこならかすがもいるし、何たってお米も美味しいし!これすっごく重要。

しかも謙信さんも慶次もいい人だったしね



あとは……


「………だて?」


確かにあそこも(片倉さんの)野菜とか美味しかったし、居心地も悪くなかっ…た?

ただ欠点がね。


……ってか基準が食べ物はよくないな、いかんいかん



「どうしようかにぇー…」


案外時間がかかりそうだ…はぁ、他にあるとしたら、



「北条でしょー?あと徳川…石田…上田…あ、上田はいいや。毛利…これは前向きかな。…雑賀…長曾我部…島津…烏城……そんなもんかな」



ひとつひとつ指を折りながら候補を出す

ちなみに上田に関しては、…こう言うのもなんだけど、即除外です

何でかって?佐助がいるから(キッパリ)



風の噂では北条と雑賀はいつでも人を募っているらしいし

それに北条の現当主、北条氏政は高齢であるし、きっと人使いもそれほど荒くないはずだ、多分


雑賀はそれなりに能力があればちゃんと雇ってくれると聞くし、




「とりあえず北条に行ってみよう!」


雪華の行動原理はほとんど思いつきです。






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