other2

□2
8ページ/9ページ

*毛の話*

ローグ「髪の毛…そろそろ伸びてきたし…切りに行くか」
スティング「前みたいにのばさねぇの?サラストの時、良かったじゃん。初登場時のやつ。髪が風になびいてさ、最初は美少年系統の作画だったよな、お前」
ローグ「作画言うな。たしかに、迷走してる感は否めないが…」
スティング「俺は一貫して金髪碧眼の王子様。二枚目キャラで若くてイケメンのマスター!だけどよ。お前さあ。作画だけじゃなくキャラも迷走してるよ」
ローグ「もう知らん。俺は自分に一番興味がない」
スティング「残念な宣言だな…」
ローグ「作画を安定させないスタッフが悪い…」
スティング「確かに、アニメとか顕著だったけど!初登場時から大魔闘演武終了まではクールな美形で、未来ローグ襲撃時はきゅるんとした美少年で、冥府の門篇で急にちょっと男っぽくなったのにエンディングだけ目がキラキラのイケメンで、アルバレス篇で急にモサっとしたよな?」
ローグ「その間もお前は比較的安定していたように見えるな」
スティング「うん、ローグに比べれば髪型も衣装も変化なかったからな。でもやっぱみんな初期のモフモフのイメージが強いんじゃね?お前の初期デザインもなかなかよかったじゃん」
ローグ「たしかに髪の毛をとっても最初のは毛先の量が少なくて扱いやすかったな。だがあそこに持っていくのに結構苦労したんだ。毛量ばかり増えて下に伸びないから何回もすいてもらいに通う羽目になる」
スティング「たしかに、俺も髪の毛伸びるっていうか、増えるだもんな」
ローグ「お前は頑なに子どもの時からずっとその髪型だな」
スティング「楽なんだもん。長さキープするのは大変だけど、日常生活は楽なんだよ。つかフツー男はこんなもんだって。お前は髪型コロコロ変えすぎなの。女の子じゃあるまいし」
ローグ「適当に短くしてくれって言うとああなる」
スティング「それカットの実験台にされてねぇ?」
ローグ「指名しないからな。毎回美容師が変わって毎回違う髪型にされるんだ」
スティング「そう言う問題じゃない気がするけど」
ローグ「俺としては美容院嫌いだから、通う手間と金が省ければな…うちにもキャンサーみたいな聖霊がいると便利なんだがな…」
スティング「いいよねぇ、切るだけじゃなく伸ばすのもできるんでしょ?」
ローグ「らしいな。トリートメントなどもお手の物らしい」
スティング「ロキさんとかのことを考えると黄道十二門をヘアメイクに使うのも贅沢な気がするけどね」
ローグ「お前も襟足を少し伸ばしてはどうだ?ヒビキみたいな髪型も似合うと思うが」
スティング「前髪のあたり邪魔じゃん?あの人アーカイブの魔法だからいいけど俺ら戦闘向きだし」
ローグ「もっと戦闘向きの奴らがロン毛だけどな。ガジルとかどうなってんだあれ」
スティング「さあね?伸ばしっぱなしじゃないのかなあ」
ローグ「まさか髪の毛も鉄でできてるんじゃないだろうな」
スティング「スチールウール的な?あ、それはスチールか。流石になくね?確かにハサミのほうが負けそうな髪の毛してるけど」
ローグ「ナツも伸ばすとボーボーでえらいことになってたな」
スティング「ね。多分俺ら伸ばすとボーボーになった後、そのボーボーが下に下がってまた新しいボーボーが生まれて…そうやっていくつも連なっていくんだよ。きっと」
ローグ「そしてボ◯ボーボ・ボー◯ボに…」
スティング「ならないからね」
ローグ「それよりも滅竜魔導士の毛量の多さは何とかならないのか?」
スティング「なんかコレもたてがみ的な意味で多いのかなー」
ローグ「犬歯が発達して牙になっているのと同じかもな。アイリーンもそんなにあるかってくらい髪の毛多くて、太い束いくつも三つ編みにしてただろう」
スティング「確かに。俺らは手入れしてっからまだいいけどガジルさんはひでぇ有様だし」
ローグ「ほっておいた結果がアクノロギア…か」
スティング「毛量の多さの末路もあいつなんだなー」
ローグ「それはそうと気になるのは…」
スティング「ラクサスさんだよねぇ…」
ローグ「隔世遺伝が勝つのか、滅竜魔導士の体質が勝つのか…」
スティング「ハゲないといいねぇ」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ