素晴らしき頂き物v
□ただ、傍に。
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十二神将青龍は、主の部屋から見た光景に軽く眉を寄せた。
そして、周りに同胞がいるのを確認してから隠形した。
「…久しぶりだな、ここ」
十二神将紅蓮は、目の前の樹を見上げた。
昌浩が眠るのを見届け、紅蓮は邸から出てきたのだ。
樹の下に腰を下ろし、紅蓮は目を閉じた。
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