チャンミン
□妄想
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午後からのわたしの働きっぷりといったら、上司も驚くほど。
ハロウィンが終わり、児童書売り場のクリスマスの飾り付けに夢中になる。
クリスマスかぁ。
チャンミンと一緒に過ごしたりできるのかな。
…なんてひとりニヤニヤ。
家に帰ってからも、クリスマス妄想は止まらない。
やっぱりクリスマスといえば、
キレイなイルミネーションとか一緒に見て、
ちょっとオシャレなホテルのレストランとかで一緒にご飯食べて、
そのままホテルでお泊まりとか…
いや、ここはどっちかの家の方がいいのかな…まだお互いの家行ったことないし…
ムダに広がる妄想は止まるところを知らない。
わたしがクリスマスにここまでロマンチックなシチュエーションを期待してしまうのは、重大な理由があるのだ。
クリスマスイブは、わたしの誕生日。
期待してしまうのも、仕方ないよね?