茶屋

『主のすゝめ』

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09/14(Sun) 00:55
読むだけですっきりわかる日本史
maorock(管理人)

皆様。
日本史はお好きですか?

私がそうである事は当サイトへお越しの皆様は既にお気付きかと思います。

思い返してみると学生時代の日本史の授業って小難しい用語が多い、重要な出来事をどこか無理矢理な語呂合わせで覚えさせられた、のような感じで正直その歴史の内容自体はあまり頭に入ってこなかった印象があります。
(今ほど歴史に興味がなかったせいもあるのでしょうが。)

そんな中、るろうに剣心に出会ってからはTVなどで日本史の特集があると食い付いて観てしまうほど日本史好きになってしまいました!

とは言っても自ら「私、日本史好きなんです!」と公言するのは気が引けてしまいます。
何故ならば冒頭にもあった通り、学生時代に学ぶ基本的な日本史すら分かっていないままなのもどうなのかなと思いまして…。



なので…、
本、買いました。
『読むだけですっきりわかる日本史(宝島社) 著者:後藤武士』という本を。



小さくて薄めの文庫本ですが、この中に学校の教科書に載っている基本的な日本史が詰まっているのです。

でも日本史に関する本なんてたくさんあるしどれを読んでも勉強にはなると思うのですが、堅苦し文章だと私の弱い頭ではかなり砕いて説明してもらわないと分からないことばかりなのです。
そんな私でも楽しみながら理解できたのがこの本なのです。

この本がどれだけ砕けているかと言うと…、


例えば、

「"この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば"」

この歌の解説を、

「"この世の中は俺のもんじゃなかろうか。満月がどこも欠けたところがないように、すべてが思いどおりになっちゃうぜ。"こんな感じだ。うらやましいもんだね。一生に一回くらいそう言ってみたいものだ。」

とこんな感じで書かれているのです。


他にも藤原氏についての解説では、、

「その権力へのなりふりかまわない姿勢ときたら、もはや軽蔑を通り越して、根性に関しては脱帽ものだね。」

と感想を書いていたり、


保元の乱、平治の乱での上皇に対する天皇の気持ちについての解説では、

「せっかく自分が天皇になったのになんでこのオッサン余計な口はさむんだよ。」

と書いていて、まるで目の前で著者が話してくれているようでとても面白く親近感が湧いてスラスラと読めてしまうのです。

他にも歴史のちょっとした裏話的なものも書かれているので、教科書には載っていないようなことも知ることができます。
教科書もこんな感じで書かれていればいいのになと思いますw
それは有り得ないとしても、歴史の先生がこの著者のように面白おかしく説明してくれればもっと早く歴史に興味が持てたのではないかと思いますね。


著者は他にも読むだけですっきりわかるシリーズの本をいくつか書かれているので
興味のある方は是非読んでみては…。

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