本棚【黒子の籠球】
□お前の声が聞きたくて。
1ページ/1ページ
夜遅くにごめん。急にお前の声が聞きたくなってさ。ハハハそんな怒るなって。いいじゃないか、学校違うし最近メールだってないだろ?お前って結構面倒臭がりだもんな。でもな花宮、お前は面倒かもしれないけど、俺はお前が何処かに行ってしまわないかいつも不安なんだぜ?
…なんだよ急に。はあ?俺の声が聞きたくなった?それだけの為に俺はこんな時間に起こされたってのか?あ?メール?んなもん面倒だろ、一々打たなきゃいけないなんて。不安?鉄心がか?ハッ笑わせてくれんじゃん。俺はどこにもいかねーよ。って言うとでも思ったかバァーカ!!!
…っはは!やっぱいいな、花宮。
ありがとうな。
いきなりなんだよ、気色悪ぃな。
用が無ぇなら俺はもう寝るから。
あぁ。あ、待ってくれ。
あぁ?
『 。』
…ふん。知ってるっつーの。
じゃあな。
プツ、ツー…ツー…ツー…