本棚【黒子の籠球】

□お前の声が聞きたくて。
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夜遅くにごめん。急にお前の声が聞きたくなってさ。ハハハそんな怒るなって。いいじゃないか、学校違うし最近メールだってないだろ?お前って結構面倒臭がりだもんな。でもな花宮、お前は面倒かもしれないけど、俺はお前が何処かに行ってしまわないかいつも不安なんだぜ?

…なんだよ急に。はあ?俺の声が聞きたくなった?それだけの為に俺はこんな時間に起こされたってのか?あ?メール?んなもん面倒だろ、一々打たなきゃいけないなんて。不安?鉄心がか?ハッ笑わせてくれんじゃん。俺はどこにもいかねーよ。って言うとでも思ったかバァーカ!!!

…っはは!やっぱいいな、花宮。
ありがとうな。

いきなりなんだよ、気色悪ぃな。
用が無ぇなら俺はもう寝るから。


あぁ。あ、待ってくれ。


あぁ?



『     。』



…ふん。知ってるっつーの。
じゃあな。


プツ、ツー…ツー…ツー…

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