イチルキ小説1
□七夕の夜に…
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「お兄ちゃんお姉ちゃん準備できた?………すごーいお兄ちゃんとお姉ちゃん浴衣似合ってる!!」
七夕祭り迄後少しだったから、お兄ちゃんとお姉ちゃんを呼びに行ったら2人とも浴衣姿だった。
お兄ちゃんは黒い浴衣で赤色の帯びでお兄ちゃんのオレンジ色の髪とよく合ってた。
お姉ちゃんは淡いピンク色の生地に黄色い花があしらわれていて、お兄ちゃんとおんなじくらいよく似合っていた。
「遊子ありがとう、遊子もよく似合っておるぞ♪」
そういって、お姉ちゃんは私の頭を優しく撫でてくれた。
「遊子、祭りいくんだろ?そろそろ行かねぇと間に合わねぇんじゃねぇ?」
「忘れてた!!お兄ちゃんとお姉ちゃん準備が出来たら下に降りてきてね!」
私は一階でやり残した事を思い出して下に降りていった。