不器用な2人

□温もり。
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ショックだ…。


高野編集長の代理で行った某大御所作家様の所でのできごと。


「話にならないわ」
「やっぱり編集長って違うのね」


なれない所で、手間取ってしまったのは俺が悪い。

しかし曲がりなりにも副編集長としてキャリアを積み重ねて来た所に、この叱責は…痛い。


俺はやっぱり…高野編集長のようにはなれないのだろうか。
せいぜい副の器なのだろうか。


…疲れてしまった。



まっすぐ家に帰れば良い話なのに、俺の足は吉野の住まいへと勝手に向いていて。

今日は母親と外食だか何かで、夕飯を作ってやる必要もない。



だから今日は…俺が会いたいだけ。



あいつなら、困った顔一つせずに受け入れてくれるだろうから。





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