不器用な2人
□逆転っ!
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「トリ!おはよう」
「何だってお前が料理なんか…」
何でって、そりゃあ…
「俺いつもトリに助けてもらってるし、珍しく俺の方が早く起きたから、普段のお返ししようかなーなんて」
「お前の料理はお返しじゃない、仕返しだ」
なんだよ、締切破ったのは悪かったけど、そこまで言うか?
と思ってたら腕を引かれ、あっという間に組み敷かれた。
「千秋、もしお返しがしたかったら…」
「したかったら?」
何だ何だ?
「俺を気持ちよくさせてみろ」
「結局それかよ!トリの変態!」
「お前に言われれば褒め言葉のようなものだ」
「やだぁーっ!」
その後飯より千秋と言うトリにいただかれ、
二度とトリの世話なんかしてやるかと思ったのだった。
fin
(出掛けたかったのに腰痛いし!)(うるさい、キスのフリなんかするお前が悪い)
(あの時から起きてたのかよ!)