遠慮ばっかり
□お任せ。
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*積極的な木佐が書きたいだけ。
「雪名、男って経験ないだろうし…今日は俺がするから」
そう言われたのは付き合い出してまだ間もない頃。
行為としてもまだ回数はなく、確かにぎこちない物だった。
「え、あ…木佐さん?」
「うるさい」
噛み付くように言われたと思うと、深くキスをされた。
こう言っちゃなんだけど、すごいうまくて…。
「ん…っ…」
「っは、……雪名」
キスをやめて、照れ臭そうな木佐さんの顔を見て、
慣れてないとか男とか関係なく、抱きたいと思った所に釘を刺された。
「お前、何もするなよ」
真っ赤なその顔があまりに可愛いから。
「あ、はい…お任せします」
「何それ、可愛い」
あまり見られない笑顔に気を取られていると、下半身に触れられた。
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