新婚みたいな

□一緒にいる時間
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「なー、横澤」
「何だよ…離せ」
「今日はさ、3人で過ごせるハズだったんだぜ」


桐嶋はふざけ半分、本気の甘え半分で横澤に愚痴をこぼす。
桐嶋らしからぬ言動に、振り払ってやろうと思っていた横澤はまた大人しく聞く事しかできない。


「なのに伊集院がさ…」
「仕方ねーだろ、それがお前の仕事だ」


あー、もう、可愛くねーの。
ため息を零して横澤のシャツを思い切り捲り上げる。
その肌に舌を這わせると身体がピクリと強張った。


「ちょっ、おい…やめ…」
「すぐその気にさせてやるよ」
「んっ……」


一応は見せた抵抗も上辺だけの物で。
素直な反応に気を良くした桐嶋は横澤の胸の飾りを攻め立てる。


「もう降参か?」
「っせ…アンタがしつこいから…」
「褒め言葉だな」


さっきの不機嫌はどこへやら、口角を上げた笑みを浮かべる桐嶋に、横澤は敵うハズもなく組み伏せられる。


桐嶋はすっかり慣れた手付きで2人分の服を脱がせて床に放ると、先を急ぐように横澤の昂りを握り込んだ。


「っあ……」



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