アリス

特殊な能力(天賦の才能)およびその能力を持つ人間の総称で、この作品の主軸。様々な種類があり、大衆の役に立つものから一発芸のようなものまである。生まれ持った天賦の才能であり、望んだものが手に入るというわけではないので、自分のアリスを嫌っている者も少なくない。全国的にもアリスを持つ者は少なく、珍しい存在ゆえに、世間に馴染めない、詐欺や誘拐の標的にされるなどの問題がある。
アリス学園卒業後はアリスを活かし国を支える人材になる。



アリスの寿命

大きく分けて4つのタイプに分類される。また、同じタイプでも人によって使える量には差異がある。

・子供の時にしかアリスが使えないタイプ
元々、能力が弱かったり不安定な者に多い。使えなくなった時点で退学となる。

・小出しにしか使えない代わりにアリスの寿命が長いタイプ
卒業後にアリスで活躍している者や学園の教師などの存在から他の3種類より比較的多いと思われる。

爆発的に使うことができるがアリスの寿命が短いタイプ


・アリスに底がない代わりに、使うたびに使用者の生命に影響を及ぼす。滅多にいないタイプ



アリスの分類

大きく分けて4つのクラスと、その中から能力次第では特別な1つのクラスに振り分けられる。
週に何度か学年混合の能力別合同授業が行われる。

・技術系
学園祭での人気が高く、仕事が多いクラス。物を作る際に発動する能力が多いため、クラスの雰囲気はオタク気質が強い。
発明、魂を吹き込む、描いた絵を動かす、感情や行動を左右する音楽や料理、薬を制作する能力など。

・体質系
将来は役者や歌手などのスポットライトを浴びる仕事に就くことが多いクラス。魅せることができる能力が多いため、クラスの雰囲気は明るく活発。
身体能力の上昇、フェロモン、顔や体を粘土のように作り変えるなど。

・潜在能力系
いわゆる、超能力と呼ばれるものの大半がこのクラス。オーソドックスな能力が多いため、クラスの雰囲気も普通。
透視、予知、幻覚、読心、浮遊、物質を操る能力など。

・特殊能力系
上記3クラスに分類されない珍しい能力が多いが役立つ能力が少ないため馬鹿にされることも多いクラス。少人数のため、クラスの雰囲気は非常に親密で賑やか。
変人と呼ばれるが、「この学園での変人は外の世界ではマトモ」
無効化、増幅、ドッペルゲンガー、タイムトリップなど。

・危険能力系
上記4クラスの中で特に高い攻撃性や危険性を秘めている能力を集めたクラス。外の仕事を行うために集められたため、授業内容などは不明。
アニメでは少し前までは能力が高い者はクラスを問わず駆り出されていたため、このクラスは存在しなかった。
「精密部隊」として指令を受け、学園に仇なす者を排除している。



アリス学園

アリスを持つ子供を保護・教育する、エスカレータ式の全寮制学校。初・中・高(年数は高専同様)の3つの学部のみだが、幼年生の保護も行なっている。
アリスはわかりやすい物から、わかりにくい物まで多種多様であり、また能力が現れる時期も人によって異なるため、入学時期はバラバラであるが、一番早くて3歳からの入学となる。学園の卒業生同士で結婚する割合が全体の70%だという。国や大手企業から援助を受けており、かなり広い敷地を持つ。一度入学すると卒業するまでは外に出るどころか両親との面会もままならない。外部との唯一の連絡手段は手紙である。
表向きは成長期でアリスがうまく制御できない子供の保護を目的にしているが、一方で公にできない仕事も行なっている。
家族にも会わせない、小さな子供に危険な仕事をさせていることなどから、外部はもちろん内部からの反発も少なくない。
星階級制度を設けている。幹部生(スペシャル)・星3つ(トリプル)・星2つ(ダブル)・星1つ(シングル)・星なしに分けられ、日頃の生活やお小遣いなどに影響する。



公にできない仕事とは

危険能力系の者が行う仕事。
逆らえないように友人や家族を人質にされてる者もいる。人質の者はその事を知らない。


アリスストーン(能力結晶石)

アリスの一部を封じ込めた石。能力が安定した者にしか作れない。出来た石はアリスもしくは個人の性格を反映した色になり、使うたびに色が薄く、小さくなっていく。
上級者は石の形を自在にデザインできる。
異性でアリスストーンを交換すると付き合っていることの証になる、という昔からの恋の慣わしがあるらしい。



アリス制御アイテム

アリスが強すぎる、上手く制御できないなど、問題を抱える能力者が着けるアイテム。
色々なタイプがあり、生徒にも教師にも多数の使用者がいる。
アリスを安定させるために着けたり、罰則用としてアリスの力を完全に封じ、脳に微弱な電流を流すものもある。




上記の用語がわかれば、問題ないかと思いますが、もう少しここを詳しくなどありましたら申しつけ下さい。

下は学園アリスのあらすじになります。




あらすじ

小さな田舎村で育った主人公―佐倉蜜柑。彼女の親友―今井蛍は突然国からのスカウトでアリス学園に転校することになってしまった。蛍が転校した理由は潰れそうだった田舎の学校をアリス学園から貰ったお金を寄付して救い、蜜柑を悲しませないため。
生徒達の噂では、アリス学園は一度入学すると卒業するまで学園外には出られないという。それを知った蜜柑は転校した蛍を追いかけ単身で東京へ。向かった蜜柑が辿り着いたのは、天賦の才能=『アリス』を持つ者のみが通える究極の一芸入学の学校『アリス学園』であった。

偶然出会った学園教師である鳴海のアリスが蜜柑には通用しないことからアリスの才能を見出され蜜柑は学園に入学する事になった。が、入ったクラスは学級崩壊状態。初等部B組のボスで危険人物と恐れられる日向棗から反感を持たれ、更には学園外との接触は全て断たれるという苦難の日々が続く。しかし持ち前の明るさと根性、そして蛍を始めとする友人達の協力で蜜柑は次第に周囲の雰囲気を明るく変えていく。棗の為に心を閉ざしていた乃木流架や、反感を持たれていた棗さえも。学園の暗部や出生の秘密に翻弄され、芽生え始めた恋心に戸惑いつつも、学園生活は続いていくのだった。



(ウィキからお借りしました)

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