文
□雲隠れ1
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シーの言葉にダルイも頷く。
「だな。さっさと終わらせようぜ。じゃねーと、だるくてやってらんねー。」
「だから、『だるい』は余分だ。」
シーがダルイを肘で小突く。
仕返しに脇腹を思い切り掴んでやると、敏感な彼は体を強張らせた。
しばらくそんなやり取りをしたあと、二人は笑った。
「よし、早く終わらせるぞ。ダルイ。」
「ああ、行くか。シー。」
そして、二人は歩き出した。
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