鬼畜眼鏡

□携帯で連絡sss集
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☆1・御克編/side:克哉

「結局の所=溺愛!」

大好きな人が少し赤い顔をして、オレに渡してくれたあることが書かれている白い紙を手にする度に、心が甘く熱く震える。

それと共に告げられた言葉に思わず唇が綻ぶ。

『いつでも気兼ねなく連絡してくれて構わない』

そして、今日こそはと意気込み携帯電話を握り締め、…けれど。

考えていれば、気がつけば1時間も経っていた。

「…どうしよう…」

大好きな恋人のメールアドレスと電話番号のかかれている白い紙をもち、左右に緩やかに体を捩る。

優しいあの人は「いつでもいい」と言ってくれた。

けれど、もしタイミングが悪かったりしたら。

しかも今自分が話そうとしていることは急用ではないのだ。

だからわざわざしなくてもいい。

そう思うが、…あの人の事を考えるだけでたまらなく声が聞きたくなり、当たり前のように毎回言っている想いを伝えたくなってしまう。

…呆れられるだろうか。

けれど。

揺れる二つの思想の中、もう一度考え「やっぱりしよう」と決めた。

緊張で震えながらも、一つ一つボタンを押し、コールをする。

ワンコール、ツーコール…、出ないかな。

不安に思った瞬間だ。

『…克哉?』

名前を呼ばれただけで体が跳ね、ドキドキしてしまう。

…いつもより、違う風に聞こえるのは、何故…?

オレは慌てながら返した。

「あのっ、えっと…、そ、の。
今かけちゃダメかな、とか悩んで、…でもっ、孝典さんのことを思ったら声聞きたくなってっ、…伝えたくなってっ、…その孝典さんっ…大、好き、ですっ」

…どうしよ、テンパりすぎて早口になった上、恥ずかしいこといってしまった。

オレは思わず電話を切ってしまった。

…お、オレの馬鹿!

顔が熱いまま布団にくるまり、身を縮こませてしまった。

ーーそして、数分後…。

バタン!と勢いよく扉が開く音が耳に飛び込み、あわてて玄関に行くとそこには息を切らしながら「そういうことは直接言えっ!」と顔を赤くして叫ぶ、大好き恋人がいました。




・かんそー・
まず、紙小さい!!←紙に書いたのを写した奴なので。

sssとかきましたが、もしかしたらssくらいかもしれない。
と今更思う←

きっと御堂さんは車を飛ばしまくってやってきそう(笑)

バカッポーですよね、二人共v

よろしければ、他のも見てください♪
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