無N

□井戸端会議編
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女「井戸端会議か」
三「あら、女カさん!」
妲「いいところにきてくれたわ。ちょっと町内会長の権力でどうにかしてよ!」
女「何があったのだ」
妲「清盛さんよ!あの馬鹿!」
女「あぁ…」
妲「うちの卑弥呼、あのオヤジに付きまとわれてんのよ?!私の名前使って騙したり!」
女「…回覧板を破壊したのはその延長か」
妲「……」
三「私の悟空なんて、目を離すとすぐ連れてかれちゃうの…」
女「誘拐犯か、あの老いぼれは」
三「あの子、誘惑に弱いから私心配で…」
女「お前の小猿にも困ったものだ」
三「……」
女「ともかく…奴のしていることは立派な犯罪だ。御灸を据えてやらないとな」
妲「何がいいかな〜…きっついの一発!」
三「そうだね、二度と立ち上がれないくらいの…」
女(…三蔵、黒くなったな…)
妲「公開処刑的な?!」
三「動画を全国ネットで流そっか」
女(需要ないだろ)
妲「わ〜楽しそうっ」
三「火炙り、むち打ち、水攻め、あとは…」
女(…方向性がおかしい)
妲「島流しとかあの老いぼれにはぴったりじゃない?!」
三「もっと凄いのがいいと思うの」
妲「骨一本ずつ折ってくのは?」
三「もっともっと!そうだな〜…爪と皮膚の間に……」
女(…さ、三蔵…)
妲「きゃ〜鬼畜ぅ。かわいそぉ」
女(思ってないだろ)
三「…あ、でも全国ネットでそれじゃ放送禁止になっちゃうか?」
妲「あそっかぁ?超残念〜!」
女(…そういう常識は持ち合わせてるのか)

三「…とにかく、もう二度と悟空と卑弥呼ちゃんに近付かないようにしてもらわなくちゃ。他の子にも被害が及ばないように」
妲「頼んだわよ会長さん?」
女「重々承知だ。任せろ」
三「女カさんでも駄目なら私達が出向こうね」
妲「そうねー。片足だけじゃなくて両足棺桶に突っ込ましてあげるわ」
「「きゃははははっ」」
女「…お前達…子供が関わるとキャラが変わるな…」
妲「そうかしらぁ?」
女「妲己もだが…三蔵も」
三「そんなことないよ!ふふ!」
女「……」
三「…あ!そろそろ子供達が帰ってくる!」
妲「大変、それじゃあここらでお開きね」
女「そ、そうだな」
三「忙しいと思うけど、清盛さんのこと宜しくねっ」
妲「いい?ぼっこぼこにしちゃって!なんなら町内追放で!」
女「あ、いや…」
「「さよなら〜」」


女「……怖い」




【 知らないオジサンについていってはいけないよ〜井戸端会議編〜 】



女「…どんな手を使って誅するか…下手したら私の身が危ないな…」


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子供を溺愛してるが故。この後オジサンに、そして女カ一家に悲劇が\(^O^)/

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