幼女
□ゆめであれ…!
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「パパー!」
ゼム「X、どうし………」
「パパぁ?」
ゼム「………」
「パパ!」
ゼム「だだだだ誰ですかァアア」
「え?なに言ってるの?Xよ」
ゼム「いやいやいや、私のXはもっと小さくてフワフワしてて…キュートで…」
「…?」
ゼム「とにかくゥウウそんなセクシーな大人のお姉さんではなぃいい!!」
「…さっきからなに言ってるのパパ…私はXよ?」
ゼム「…た、確かに…その輝く黒髪や赤い瞳は…Xに違いないが…っ」
「うん」
ゼム「まさか…成長したのか?!そうなのか!お前がここへ来たのは何時だ?!」
「何時って…とっても前よ。私はもっともっと小さかったわ。そうね…パパの膝くらい」
ゼム「やはりィイイ!!どういうことだ…私はァ長い間眠っていたのか?いや、それともここは未来…?!」
「ふふふ…変なパパ!でも大好き!!」
ゼム「だぁああ!だ、抱きつくんじゃなぃいいい!!!///」
「えぇ?!ぎゅってするのはいつものことじゃない!」
ゼム「いや、だから、その!!!」
「…もうっパパの馬鹿!!」
??「どうしたんだX」
「あなた!」
ゼム「あっっあなたぁぁぁ??!!」
「「っ!?」」ビクッ
ゼム「ど、どういうことだァア貴様ァアア」
??「どういうことって…」
「私達、夫婦なんだから当たり前じゃない」
ゼム「ぐはぁああっっふぅうふ??!!」
「そうよ、ねっダーリン」
??「愛してるX…」
ゼム「認めん!!私は認めんぞぉおおお」
「ど、どうしたの今更?」
ゼム「認めん認めん認めん!!Xを嫁になど…っっ」
「パパ落ち着いて…!」
??「御父さんしっかり!」
ゼム「うわぁあああああああ!!!夢だ夢だ夢だー夢であってくれぇぇぇ!!!!」
…
……
………
……
ゼム「……はっ!!!」ガバッ
シーン
ゼム「…ゆ、夢…??!!」
ガチャッ
ゼム「ひっ?!」
「あっパパー!!」
ゼム「ぎゃぁああああ!!」
「ママ!!パパがおきたよ!!」
サイ「本当か」
ゼム「!!」
「パパっパパ大丈夫?!」
ゼム「……」
サイ「かなりうなされていたぞ。何度呼び掛けても起きないからな…心配してたんだ」
ゼム「そ、そうか…」
「パパ…からだイタイの?くるしいの?!」
ゼム「!」
「Xにできること、ある?」
ゼム「…ぐすっ!」
サイ「えっ」
「パパ…?!」
ゼム「Xーーーーッ!!!」ガバッ
【 ゆめであれ…! 】
サイ「Xに旦那…だと…っ?」
ゼム「ううっ…可愛い可愛い私のXよ…」
サイ「なんという夢を見ているゥウウ!!」
ゼム「X〜!私の元から離れないでくれェエエ」
「Xはパパとずーっといっしょだよ!」
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旦那ってだれ笑