幼女

□君だけの領域
1ページ/1ページ




「あくせるー!!」

アク「X、」


鈴のような声に振り向くとXが飛び込んできた。


「えへへー♪」

満面の笑みでアクセルの腰に擦り寄る。


シグ「…おいおい、そりゃねーだろ」

アク「…は??」


顔を上げれば驚き顔のシグバールとデミックス、そしてロクサスがこちらを見ていた。


デミ「先輩、腰触ると怒るじゃんかー!」
ロク「俺にだって嫌がるんだぞ」

不満そうに頬を膨らませる可愛い後輩二人。


アク「しょーがねーだろ、嫌なもんは嫌なんだ」
シグ「じゃあその細い腰にぶらさがってんのは何だぁ?」

勿論それはX。


「X、あくせるの腰だいすき」
アク「そうかそうか」
「細くてとってもきれー!!」


Xじゃなければただの変態である。


デミ「なんでXは怒んないのさ?!」
アク「Xはいーんだよ」
ロク「ずりー!」
アク「Xは同志だから許す、記憶したか?」
「したかー?!」

ロク「箔ッ志?!」


へへへーっと顔を見合わせて笑う二人。


「Xの目も、あくせるのかみも、赤!」
アク「赤があんのは俺らだけ」
「あくせるとXだけお揃いなのー!」


なんと微笑ましい。←


デミ「…くそぉ。俺だって先輩の腰触りてぇしXちゃんとお揃いになりてぇ!!」
ロク「デミックス!」
デミ「おぅ!!」

シグ「…髪染めるなんて馬鹿な話な訳ねーよなぁ?」
「「狽ャくっ」」


背中を震わせる二人にシグバールは大爆笑。


デミ「ちっくしょぉ!!!」
ロク「アクセルー!!」

アク「狽ャゃっ?!」


飛び込んでくる二人。


「「俺らも触りたいーー!!」」
アク「燃えろ!!!」


ばーん




【 君だけの領域 】



「ほのお!あくせるかっちょいー!!」
「だろ?」
「…こぇーな、お前ら」
「「ーーちくしょぉ…!!」」

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ