幼女
□君だけの領域
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「あくせるー!!」
アク「X、」
鈴のような声に振り向くとXが飛び込んできた。
「えへへー♪」
満面の笑みでアクセルの腰に擦り寄る。
シグ「…おいおい、そりゃねーだろ」
アク「…は??」
顔を上げれば驚き顔のシグバールとデミックス、そしてロクサスがこちらを見ていた。
デミ「先輩、腰触ると怒るじゃんかー!」
ロク「俺にだって嫌がるんだぞ」
不満そうに頬を膨らませる可愛い後輩二人。
アク「しょーがねーだろ、嫌なもんは嫌なんだ」
シグ「じゃあその細い腰にぶらさがってんのは何だぁ?」
勿論それはX。
「X、あくせるの腰だいすき」
アク「そうかそうか」
「細くてとってもきれー!!」
Xじゃなければただの変態である。
デミ「なんでXは怒んないのさ?!」
アク「Xはいーんだよ」
ロク「ずりー!」
アク「Xは同志だから許す、記憶したか?」
「したかー?!」
ロク「箔ッ志?!」
へへへーっと顔を見合わせて笑う二人。
「Xの目も、あくせるのかみも、赤!」
アク「赤があんのは俺らだけ」
「あくせるとXだけお揃いなのー!」
なんと微笑ましい。←
デミ「…くそぉ。俺だって先輩の腰触りてぇしXちゃんとお揃いになりてぇ!!」
ロク「デミックス!」
デミ「おぅ!!」
シグ「…髪染めるなんて馬鹿な話な訳ねーよなぁ?」
「「狽ャくっ」」
背中を震わせる二人にシグバールは大爆笑。
デミ「ちっくしょぉ!!!」
ロク「アクセルー!!」
アク「狽ャゃっ?!」
飛び込んでくる二人。
「「俺らも触りたいーー!!」」
アク「燃えろ!!!」
ばーん
【 君だけの領域 】
「ほのお!あくせるかっちょいー!!」
「だろ?」
「…こぇーな、お前ら」
「「ーーちくしょぉ…!!」」