幼女
□まねっこ
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ゼム「…目覚めはどうだX」
「おっすパパ!」
ゼム「狽ィっ…す?!」
「ママ〜飯まだぁ?」
サイ「粕ム?!」
ゼク「…ではX、この名前は?」
「はーとれす、ってハナシだ♪」
ゼク「買nナ…っハナシだ?!」
ロク「X、アクセル見たか?」
「あくせるは今にんむ中だよ、きおくしたか?!」
ロク「狽ヲ?あ、はい?」
「美しー美しー♪」
ザル「狽ホ、薔薇で城を汚すんじゃない!」
「ばぁーさーく☆」
ヴィ「あああああ止めろぉぉ」
「わたしのぉーきんぐだむはぁつよぉー」
デミ(ゼムナス様?!)
サイ「集合ぉぉおおお」
機関員達は集まった。
サイ「…皆も察しの通りかもしれないが…」
全「「「……。」」」
サイ「Xがおかしい!!!!」
サイクスは半バーサク化して絶叫した。
サイ「見ろ、Xの変貌振りにゼムナスはショックであんなんだ」
今までの威厳と圧力はどこへいったのか、すっかり窶れ落ち込んでいる見るに耐えない指導者から機関員は目を反らした。
サイ「言葉遣いが汚くなった…」
ザル「変な行動をとる…」
デミ「今朝なんてゼムナス様の真似してたよ。」
サイ「つまり、純粋なXはお前らの真似をしているのだ!」
全「「「……!」」」
身体を硬直させる一同。
サイ「…よって言動の制限を実施する」
アク「な、なんでそーなるんだよ?!」
サイ「ゼクシオン」
ゼク「はい」
ゼクシオンは軽く頷くとレポート用紙を取り出した。
ゼク「@言葉遣いの見直し。…基本は僕の口調で」
全「「「?!」」」
ゼク「間違っても『お前、〜じゃねぇか、ぶっ殺す、飯』などと汚い言葉を使用しないように」
ルク「私は問題なさそうだな」
ゼク「皆さん、僕やルクソードを見習うように」
全「「「……」」」
ゼク「A口癖の禁止。…つまりシグバールとアクセルですね」
「「狽ヘ?!」」
ゼク「貴方達の口癖をXが真似しました」
シグ「可愛いことするじゃねーか」
ゼク「…はい、チェック1」
シグ「あ??」
ゼク「言い忘れましたが規約を破るとチェックをつけます。5つ貯まると罰則」
シグ「はぁぁ?!」
ゼク「ではお二人共お気をつけ願います」
シグ「…くっ」
アク「…怖」
ゼク「B趣味の制限。マールーシャ、貴方ですよ」
マル「秤スっ?!」
ゼク「薔薇を撒く真似をしました」
マル「…ふ、流石私のX」
ロク「殺すよ?」
ゼク「……」
マル「おい!チェックをつけないのか?!」
ゼク「…Xを守る為の暴言なら仕方ありませんね。但し、Xのいないとこだけ」
デミ「Xの前ではぁ?」
ゼク「…このように…」
マル「狽ョはっ」
ゼク「誰にも気付かれることなく隠密に殺ること」
全「「「はーい」」」
マル「…くそぉ!」
ゼク「ゼムナス殿の真似は可愛いので別にいいのですが…」
シオ「ですが??」
ゼク「サイクスの真似は流石に笑えません」
サイ「?」
ゼク「先日某研究者の部屋が荒らされました」
ヴィ「…うぅっ」
ゼク「今回はヴィクセンだったからよかったものの…書庫や台所で暴れられるのは困ります」
ヴィ「狽ィい!!」
ゼク「ということでサイクス、任務中以外でのバーサクは禁止です」
サイ「狽ネんだとぉぉ?!」
ゼク「…Xが凶暴化しても宜しいのですね?」
サイ「…分かった」
ゼク「という訳で皆さん宜しくお願いします」
一同は解散した。
ゼク「我々はXの所へ」
ルク「あぁ」
その場に残っていたゼクシオンとルクソードも回廊に消えた。
ルク「X、」
「ルクソォドさん!せんせ!!」
二人に駆け寄るX。
ゼク「最近の貴女の行動は少し目に余りますよ」
ルク「機関員の真似をしてるのかな?」
始め首を傾げていたXは理解して笑った。
「うん!」
ゼクシオンは額を押さえた。
ゼク「あんな奴らの真似はお止しなさい」
「えー…」
ルク「何故こだわるのだ?」
Xは笑顔ど答えた。
「みんなが、だぁいすきだから!!」
【 まねっこ 】
「…!//」
「これはこれは。流石指導者の連れてきた姫様だ」
「だ、だからと言ってやりすぎはいけませんよっ」
「んー…せんせが言うならもうまねしない!」
「…良い子ですね」