幼女
□せんせ
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ゼム「…という訳でXと仲良くしてやってくれ」
「やってくれ!」
シグ「どういう訳だよ」
ザル「馬鹿馬鹿しい」
ラク「私、お子様は嫌いよ」
ゼク「僕も賛成は出来ませんね」
素直に頷かない機関員にゼムナスは付け足した。
ゼム「…Xを泣かせた奴は…ダスクにする」
アク「マジかよ…」
サイ「X一言言ってやれ」
「Xです、よろしくおねがいします!」
全(((………///)))
なんだかんだ照れる機関員。
ゼム「…ゼクシオン」
ゼク「は、はい」
ゼム「Xを連れて書庫へ行け」
ゼク「…わかりました」
サイ「変なこと教えるなよ」
ゼク「教えませんよ、シグバールじゃあるまいし」
シグ「おいコラ」
―――書庫
「僕はゼクシオンです。宜しくお願いします」
「よろしくおねがいします!!」
「…では今から貴方に基礎知識を叩き込みます」
「…きそち…しき?」
首を傾げるXは確かに無い筈の心を擽るほどの可愛いさだ。
「貴方を物知りにしてあげますよ」
「ほんと?!」
「はい。それじゃあこれからは僕の言った事には返事をするように」
「はぁいせんせっ」
(…せ、先生…///)
「で、ではっ教科書を開いて下さいっ」
「はぁい!!」
「「ニヤニヤするなあああ」」
「うわっ」
「パパぁ!ママぁ!!」
【 せんせ 】
「授業中です、お引き取り願います!」
「「…ぐっ」」
((お、覚えてろ…ゼクシオン))