零崎意/人識の人間再回

□1. XXX
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「…よくお分かりっちゃね。大正解っちゃ」
「嘘だ……………あああ。」
……信じ難いにもほどがある。
ぼくもしかしたら今夜あたり死ぬんじゃないかな、ああだったらもう一度ひかりさんにあいたいな、いろいろと戯言すぎる。
「自分が言ったことを思い出せっちゃ。ちなみにどこまで知ってるっちゃ?……えーと、名前名前」
「いーちゃん、いーたん、戯言遣いといっくんにいの字いー兄狂犬病欠陥製品、まあ意訳するとご自由に……って大丈夫ですか?」
「ごほごほっ、げふっ……うう、気にするな、っちゃ…」
「………」
「………」
なんでこの人ぼくの名前にこんなに反応するんだ。
「……まあ、一応くわしい方だとは思います。4つの世界でしょう?殺し名呪い名四神一鏡玖渚機関、でしたっけ」
「…身内に誰か?」
「いません。」
「…ん、まあその調子だと殺し名呪い名とかと下手にやりあったりつるんだりしてないようっちゃね」
「はい。ただし匂宮闇口零崎石凪時宮奇野、もっと言えば赤神檻神(死体)玖渚以外は」
「大人しくある、と言えっちゃ」
「バリバリあります」
「…記録は?」
「えー、1勝1引き分け以下全負けだったような」
「………勝ったのと引き分けたのは」
「………多分時宮に勝ち零崎と引き分けでした」
「……」
「……」
「…よく分からないっちゃな、…「いー」?」
「嫌というほど知ってます」
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