零崎意/人識の人間再回

□3.Mutter
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Q無人島に行ったらどうする?
A私が無人島についた瞬間そこは有人島になるので無人島には行けません。
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「2倍ボムッ!!」
投げられたそれの導火線を適当に<<曲弦糸>>でぶった斬っておくと、そいつーー獄寺隼人は目をひんむいた。
…まあ、普通の反応だろう。
「…いや、10代目には及ばねぇな」
「随分舐めてくれた挨拶じゃねーか、爆弾クン」
かはは、と思わず笑いが漏れる。もちろん嘲笑の意味合いなのだけれど。
それこそ俺が心から楽しくて笑うのなんて欠陥と話す時ぐらいじゃないだろうか。いや、そういう戯言を言うとまるで俺はあいつが大好きみたいになるからやめておこう。
いや、大嫌いな訳じゃあないんだけれども。…いや、それもまた
「ーーー傑作だぁな」
「はぁ?…何か用かよ」
「とか言ってお前体は思いっきり警戒体制だぜ?なってないけどな」
「ー…っ、」
おお、悔しそうだ。
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