赤い光

□5時間目
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「カルマ君!同じ班になんない?」


「ん オッケ〜〜」


「えぇー大丈夫かよカルマ
旅先でケンカ売って問題になったりしないよな?」


「へーき へーき
旅先のケンカはちゃんと目撃者の口も封じるし表沙汰にはならないよ」


ろくな写真じゃないだろうが
それを杉野君たちに見せているカルマ

うーん私どうしようか…


「おーい遊乃ちゃん、一緒の班になろうよ」


うん、何の心配もいらなかったみたいだ。
断る理由などもちろん無い

カタ と立ち上がりカルマの側に行く
渚と杉野くんによろしく、と手を振る


杉野くんがカルマに向かって
ぐっと親指を立てまじナイスと呟いた


「で メンツは?
渚君と杉野と茅野ちゃんと?」

「あ 奥田さんも誘った!」

「へっへー
この時のためにだいぶ前から誘っていたのだ

クラスのマドンナ
神崎さんでどうでしょう?」


「おぉ〜 異議なし!」


マドンナと謳われるだけの美貌だな
うん、笑った顔もすごく可愛い


「遊乃、さん
ずっと喋ってみたかったんだ
修学旅行ではよろしくね」


そしてめちゃくちゃ良い子ときた
文句なしだな。流石はマドンナ
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