きみを笑顔にさせるには。

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同じクラスの上に隣の席とはついとるナリ



「同じクラスになれたのぅ」

そう俺が、別嬪ーー椎名千秋に声を掛ける。



「……………」

ジーと顔を見つめられるがその表情は読めない。


「…俺のこと覚えてないか?」

さっき会ったばかりなのにもう忘れられたのかと思うと、柄にもなくへこむ。







「………………仁王雅治」

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