あなたと一緒に。

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「な、なんで!?い、今すぐ消してくださいー!」

浅羽くんから携帯を奪おうと必死で跳びはねるが、背の高い浅羽くんに届くはずもない。

浅羽くんは涼しい顔をして、私から携帯を遠ざける。

「うぅー。」

(浅羽くん絶対楽しんでるよー。)

ガラリ。

突然教室のドアが開き、そこに現れたのは…

「祐希ー。お兄ちゃん、これから部活なんだけどー。」

浅羽悠太くんでした。

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