庭球(ろんぐすとぉりぃ)

□〜神の子の呼び出し。これから始まります。〜
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幸村Seid

「遅いねぇ。仁王と春。」

「たるんどる!!」

「あの2人が来ないと、練習できないですからねぇ・・」

昼休みに送ったメール。ちゃんと届いたらしく
授業後ケータイを見たら、来るという内容だった。

「たぶん・・もうすぐ来るとおもうんだけどね。」

こう、俺がボソッと言った。
その後、ジャッカルがみんなに向かってこういった。

「おい・・なんか声聞こえないか?」

「えっ?空耳じゃないのか?ジャッカル。」

「いや。確実にこっちに向かってる気がするんだが・・」

そう、ジャッカルが言い、耳を済ませた。

「たしかに聴こえるっすね。」

「俺も聴こえる。弦一郎は、聴こえるか?」

「あぁ、かすかにだが聞こえてきた」

その声がだんだんと大きくなっている。
こちらに向かっているようだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「だから、下ろせって!!もう、すぐそこじゃねぇかよ!!」

「いいじゃろwいいじゃろw」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「この声は、仁王くんと桜木くんですねぇ」

たしかに、2人の声だ。
ただ・・・・、

「「「「「「「下ろせってなんだ?」」」」」」」

こうみんなで、声をそろえて言った時

バンッ!!

「幸村〜、春つれてきたぜよ」

みんな絶句!!・・。

特に、真田は破廉恥な行動で気絶してしまったらしい・・。

「お疲れ。仁王。」

「いや。別に。ちょうど、あったからのぉ。」

「そうか。じゃ、練習はじめようか。」

俺がこういった後、春が

「お願いだから、仁王・・この体制・・元に戻してくれよ・・」

あえて、みんな突っ込まなかったんだろう。
まだ春は、変わらず足が地面についていない。
みんな、おもしろがってるのだろう。
特に、赤也。笑いこらえてるのバレバレだ。

「くくくっ・・w」

「赤也!!わらうんじゃねぇ!!こっちの気持ちも考えろ!!」

「あはははっww春先輩・・めっちゃ、おもしろいですw」

「いっぺん死ね!!」

おー、春が暴言言ったよ。
そんな、場面に我慢できなかったのだろう仁王が春のことを
下ろした。

「やっと、足が付いた・・」

「あのままでもよかったのにのぉ・・」

「うっさい!!俺は、よくねぇから!!」

このままだと、止まらなくなりそうだから

「はい。おしまい。さ、練習するよ。」

「はいはい。」

「プリッ」

こう2人は、返事をしレギュラー陣皆練習に向かった。


・・・・真田?
あぁ、ほっとけば大丈夫だよ。
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