庭球(ろんぐすとぉりぃ)

□〜彼の秘め事とは・・?〜
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「じゃぁ春、鍵よろしくね」

「おう。じゃな。」

みんなに別れの挨拶をし部室に戻る。
今は、誰もいない部室・・・。
そう、素の自分に戻れる時間が訪れるのだ。

「今日は、一段ときつかったなー。
 さすがにタイム測った後の試合は、辛い。」

こういいながら頭に手をかけ、クシャクシャと触る。

パサッ・・

短いショートから、長いセミロングの髪の毛が出てくる。

「やっぱ、下ろしたほうがいいね。」

彼の秘め事。
桜木春は、男子中学生では無く
正真正銘の女子中学生である。

これが、彼の秘め事である。

鍵管理も。このことがあり自らやる##NAME1#。

着替えてる場所なんてもってのほか
素の自分を見られたら、なにもかもがおしまいになる。

それが嫌だから、めんどくさい鍵管理をしている。

「よし。着替え完了!!・・髪の毛、そのままでいいや。
 誰もいないだろうし。うし、帰ろう!」

こう彼・・ではなく彼女は言い鍵を閉め、帰っていった。

ふと。気になったことがあったと思う。

何故、彼女は女では無く男として立海にいるのか。
謎に思った人は、沢山いるだろう。

その謎は、ある1人の男が知ることになる。。。
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