陽だまり
□明かす×秘密×安堵
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ハンター試験までにあと3週間をきったころ、私は自分の秘密と家のことを話す決意をした。
それには大きなリスクを伴う。
それは・・・・・・拒絶。
この家の人たちがこんなことで拒絶することはないと大体思うけど、やっぱりこれは大きい。
『今日、みんなに話があるの』
「話?なんの??」
『私の家のことと、私のこと』
−−−−−−−−−
『ごめんなさい、まだ朝早いのに・・・』
「気にしないでいいのよ、ユリちゃん」
「それで話とは?」
『私の、二つあります。
1つは私の家のことです』
神妙な雰囲気の中、今この場にいるのは
カルト・イルミ・キキョウ・シルバ・ゼノ・ミルキ、だった。
マッハさんは不在みたい。
『率直にいうと、私の家計に人間はいません』
「・・・・・え?」
「それはどういう・・・・」
『祖父母のお話は詳しくできませんが、父は幻獣のレアで稀少な龍と人間のクオーターです。
母は、お伽噺や伝説の生き物とされている人魚の血を薄くですが継いでいます。
つまり私には両方の血が流れています』
「すごいね。」
「人魚はやはりおったか」
「で2つ目は?」
『私の体内に、神獣がいるんですよ。
これが稀に役立たずで熟睡してたり、するんですよねー』
あれれ、私はシリアスムードを壊してる気がする。
どうでも良いけど←
「初耳だわ!そんなことがあるの!?」
「フコーフコー・・・・獣耳とか・・・・」
『変態ミルキ。種類は天狐。
聞いたことある人きょーしゅ!』
・・・・・・・・・残念、ゼノさんの手しか上がらなかった。
「お前さんの中にはありがたいものがおるんじゃな。」
うん。簡潔なコメントありがとうございます☆
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