Strawberry
□Relief from you
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「……チャン…ミン…」
「ん?」
それはもう、私の大好きな優しすぎる瞳。
毒舌に隠れた温かさ。
……そっかぁ
今、私の隣にはチャンミンがいてくれてるんだ…
チャンミンが……
チャンミンが……
「……チャンミン」
「はい?」
「……ありがと」
「……なに?」
「ありがとう」
悪いけど、私はそこまで器用じゃないから、今はこの一言しか言えないよ。
でも多分大丈夫。
私の心はチャンミンの心の隣に置いてあるつもりだから、どんなときも。
私はモゾモゾとチャンミンの横に行き、自分のおでこをチャンミンの肩にコツンとのせた。
「……チャンミンが隣にいてくれて…本当に、」
安心だよ
そう言う前に、チャンミンの逞しい腕にギュっと抱きしめられた。
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