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□たまには甘えたい
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『ふふっ…。昼間に伊佐那海がたくさんくれてねー、美味しそうだよね!!』
「うん。」
二人の間に穏やかな時間が流れる
お団子を食べて、二人でたわいもない会話をする
『いつぶりだろうね、佐助とこんなにゆっくり話したの。ずっと続いてほしいな…こんな時間が…』
「…戦、必ず起きる。けど、我、姫、守るから。そしたら、また、お茶、する。」
『うんっ!!』
佐助の言葉に笑顔になる
ひとしきり日常の出来事を話していると、ふわっと姫に重みがかかる
『いつも頑張ってるから、疲れちゃうよね…』
佐助が無防備にも姫の肩に寄りかかって寝ている
姫は佐助を起こさないようにそっと佐助の頭を自分の膝に乗せる
短い時間でもこの時間が続くように祈りながら佐助の頬に口づけたのは姫ときれいな夕日以外は知らない…
(恥ずかしがり屋のあなたは起きたらどんな反応をするのだろうか…)
〜おまけ〜
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