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□たまには甘えたい
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「姫!!さっき町に行っていっぱいお団子買ってきたから一緒に食べようよ!!」


明るく声をかけてきたのは姫と同じ位の年頃の伊佐那海#


同じ年頃の子とあまり関わってこなかったのか姫によくなついている


『ごめんね、伊佐那海。さっきお昼ご飯食べたばっかりで今は入らないから、また後で一緒に食べない??』


「そーなんだ、残念!!才蔵とも食べようと思って買ってきたから、こっちのは姫にあげるねっ!!佐助とでも食べて!!」

『…なんで佐助??』


「(姫は鈍感なんだった。佐助があんなにアピールしてるのに…。)なんでも!!」


『う、うん...そうするね。ありがとう。』


半ば伊佐那海の勢いに負けてうなずく姫









なんやかんやでお昼の休憩を切り上げて城の警備を再開した


これでも姫は幸村様に仕える勇士であり、佐助の幼なじみでもある






警備も一段落して伊佐那海に貰ったお団子を佐助と食べようと、佐助を探す



森を歩いていると木に座っている佐助を見つけた

『佐助ー!!伊佐那海にお団子貰ったから一緒に食べない??』


「諾」





姫の部屋に戻ってきてお茶とお団子を用意する

今日は天気がよく、夕日がきれいなので縁側で食べることにした




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