長編小説
□伊藤「俺がプロデューサー?」高木「そうだ」
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高木という人はこのアイドルスタジオの社長、俺の知る限りではその昔プロデューサーとして活動していたとか...その手腕は知らないが小さいながらもこのアイドルスタジオを設立したまでだから相当あるんだろう
そしてこのアイドルスタジオ『765プロダクション』は何をするかというとアイドルを育成し、歌を歌わせるのは勿論のことだがそれ以外にもTV番組やラジオなんかに出演させたりするそうだ。
まあ当分はそんな事は無理そうだと高木社長から言われたが大方仕事が無いか、アイドル不足、資金が足りない、最悪アイドルが居ないというのも有り得る
そう言えばここに面接しにきたとき、女性と幾つか質疑応答(らしきもの)をしたんだが最後に
『絶対に受かって下さいね!』
と言われたんだが、それは面接する時に話す内容なんだろうか?いやそれ以前にそんなこと言うまでに追い詰められてはいるんだろうか...バイトでも良かったかもな