小説
□マフィアと泥棒
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今は世間で言う夏休み。
ボンゴレ十代目とその守護者たちもイタリアに来ていた。
「リボーン!話ってなんだよ!
せっかくみんなで街に行ってたのに、、、」
「実はな、、、ボンゴレT世の宝が見つかったそうだ。」
「リボーンさん、それはもしかして行方不明だったという、、、」
獄寺君は何か知っているらしい。
「そうだぞ。見つかったのはゼロ地点突破でT世が凍らした指輪だぞ。」
「見つかったってことは今までどこかに行ってたの?
よかったじゃん、見つかったなら。」
ありのままの感想を述べたら銃をこっちに向けられた。
「何にもよくねーぞ。
見つけたのはボンゴレと敵対してるファミリーだ。
今度、お披露目パーティーがあるらしい。
ツナ、お前が行って盗ってこい。」
え、、、俺?
「いやいやいや、、、、もっと適任な人がいるでしょ、いろいろと。
骸とか、、、」
「骸はその日外せない任務が入ってるし、まだあまり顔を知られていないお前が適任だ。
獄寺はちいせぇころからこっちの世界にいるし。
山本や了平は論外だろ?」
確かにそうだ。
山本やお兄さんに行かせたらどうなるかなんて目に見えてる。
「分かった。俺が行く。
準備して。」
可哀そうな俺、、、