駄文

□当たり前の日常
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『『いいから話せ!』』

と二人揃ってすごい威圧感でいってくるもんだから話すざるを得なくなり話した

『わかったよ
おまえらの言う通りオレとステラの今の関係に全く不満がないわけじゃないんだ』

『でセネセネ
その不満ってのは?』

『ワレもそれ気になっとたんじゃ』

とそこまで聞くかと思いながらも話した

『ヴァーツラフ軍に村が襲われた時にステラが言ったんだ
水舞の儀式オレが申し込んでくれるの楽しみにしてたのにって
でさそのステラが言った水舞の儀式申し込みたいんだけど…その…さ…
わかるだろ…
あれだよ…』

オレが後半は気恥ずかしそうに言うとモーゼスが

『なんじゃ
はっきりいうてみぃ』

っとかなり鈍いなと思ったがノーマはオレの思ってることを普通に言った

『あ、なるほどね〜
ステちゃんに水舞の儀式申し込みたいけどつい言う時になると恥ずかしくなったり緊張したりして話題そらしちゃうんだね
セネセネ』

『……まぁ…
けど不満ばかりじゃないから今のままでもオレはいいかなって』

『『甘いわ!』』

とオレが本音を出すとモーゼスとノーマがこれだ

『セネセネいい?
ステちゃんも女の子なんだよ?』

『んなことを言われなくても知ってる』

と返すと

『違うよ
そうゆう意味じゃなくてステちゃんがいつ他の男のものになるかわかんないって話』

と言った
ノーマの言ってることは間違ってはないあれから数年たって
オレもステラもそれなりに成長し大人になった
だからいつまでもステラと一緒って訳じゃない
いずれステラは他の男と人生を歩む時がくるだろ
つまりノーマが言いたいのはその前に手を打てっていいたいんだろ…

『だからってどうすんだよ?
ステラの今の気持ちが誰に向いてるかわからんねぇんだぞ』

『セネセネって鈍感だよね〜』

と言った
今の話しでどこから鈍感が出てくるんだ…
っと思ったが

『全くじゃ』

と恋愛に全く無縁そうなモーゼスまでもがいいだした内心モーゼスだけには言われたくないと思いながら

『セネセネせっかくだし水舞の儀式申込なよ』

と、とんでもないことをノーマがいいだした

『げほっ、げほっ、いきなりおまえはなにを言い出すんだ!?』

『ほう、それはいい考えじゃの
セの字やっちょれ』

とモーゼスも賛成しはじめた

『ふざけんな!
あのなぁ水舞の儀式ってのはプロポーズだぞ
わかってんのか!?』


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