駄文

□当たり前の日常
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当たり前の日常

オレ達はシュヴァルツを倒し、世界は平和に戻った
シュヴァルツとグリューネさんは二人でひとつみたいなものだからグリューネさんも消えた
けど悲しいことばかりじゃない

あの戦いから数年がたっていた

『セネル、朝よ、起きて』

『ん〜、まだ早いだろ』

オレを起こしに来たのはあの時奇跡的に一命をとりとめたステラ
今じゃすごい回復してる
ステラを助け出して世界に平和が訪れて数年がたったオレとステラはまだ水舞の儀式やってない…
何故かと言うと
いざ言うってなると恥ずかしくて、勇気が出なくて、ついつい話題をそらしちまうそれを馬鹿山賊やどこかのトレジャーハンターは何故か言えないのを知ってるのか時々冷やかしやら、からかいに来る
シャーリィには…

『お兄ちゃん、まだお姉ちゃんに水舞の儀式申し込んでないの!?』

って言われた
ステラと水舞の儀式したいのにいざその時になると気恥ずかしくてステラは鈍感なのかオレが顔を真っ赤にしながらステラに話かけると…

『セネル、大丈夫!?
顔赤いわよ!?
すぐ横になって!』

って熱を出してるんじゃないかって勘違いされた…
って今は寝てる状態だからそんな状態で考え事してたら

『セネル、いい加減起きなさい!!』

『うわぁ!?』

と耳元で大声で起こされた…

『耳がジンジンする…』

『セネルが悪いのよ
起きないから』

『…………』

オレが悪いからいい返せない…
ステラは用事があるらしくオレを起こしてすぐ出掛けて行った…
朝食を食べ終わりなにしようかと考えてると

『やっほ〜、セネセネ』

『セの字おるか?』

とまぁうるさい二人が来た

『セネセネ進展ない!』

『まったくその通りじゃ』

と家に来ていきなり言われたから

『は?』

と返した
いきなり進展ない!と言われてなんのことだかわからない

『は?じゃないよセネセネ、なんでステちゃんに水舞の儀式申し込まないのさ』

ステちゃん?と毎回のことながらこいつのあだ名のネーミングセンスは…
酷い…

『そんなのオレの勝手だろ』

オレの台詞を言った直後ノーマとモーゼスが

『甘い!』

と声を揃えて言った

『だからなんなんだよ!』



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