その途中…

□◎第31話・繋がっているモノ◎
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僕等がここにいるのは

偶然じゃない

運命でもないけど

きっと何かで繋がってるんだ…


◎繋がっているモノ◎


ガストから飛び出し、私は無我夢中に走った。

行き着いた先は、近くの海。

そこにしばらくいたら、誰かに声をかけられた。

「つっく…?」

振り向くと、目の前には愛しい貴方。

傍にいたいのに、逢いたくない気持ちが半面。

「ど…どーしたのさ!?こんな時間にこんな場所で…風邪ひいたらどーするの!」

つっくは近づいて来て上着を私にかけてくれた。

そんなに、優しくしないで…。

1日でも長く生きたいと思っちゃうじゃん…。

「わっ!泣かないでくれよ大根!どっか痛いの?」

私はこんなにも貴方が必要なんです。

大切なんです。

離れたくないんです…。


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