その途中…
□◎第31話・繋がっているモノ◎
1ページ/5ページ
僕等がここにいるのは
偶然じゃない
運命でもないけど
きっと何かで繋がってるんだ…
◎繋がっているモノ◎
ガストから飛び出し、私は無我夢中に走った。
行き着いた先は、近くの海。
そこにしばらくいたら、誰かに声をかけられた。
「つっく…?」
振り向くと、目の前には愛しい貴方。
傍にいたいのに、逢いたくない気持ちが半面。
「ど…どーしたのさ!?こんな時間にこんな場所で…風邪ひいたらどーするの!」
つっくは近づいて来て上着を私にかけてくれた。
そんなに、優しくしないで…。
1日でも長く生きたいと思っちゃうじゃん…。
「わっ!泣かないでくれよ大根!どっか痛いの?」
私はこんなにも貴方が必要なんです。
大切なんです。
離れたくないんです…。
_