その途中…

□◎第35話・死にたくない◎
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今の僕にできることは、この愛しい君の手を、温めること。


☆*:・°★:*:・°


「……………ん…」

目が覚めると何回か見たことのある天上。

また私…倒れちゃったのかな……。

手に温かい感触があり、見ると、つっくが手をしっかり握り、寝ていた。

「つっく…」

それに気付いた豆腐が私の近くに駆け寄る。

「大根!?気が付いた?」

「豆腐…?私……」

「また倒れたの!それを私がキャッチしたのよ!」

また、私…みんなに迷惑かけて…。

「………ごめんね…?」

「何、謝ってんのよ!」

−バシッ−


豆腐が私の背中を叩いた。


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