その途中…
□◎第35話・死にたくない◎
2ページ/4ページ
今の僕にできることは、この愛しい君の手を、温めること。
☆*:・°★:*:・°
「……………ん…」
目が覚めると何回か見たことのある天上。
また私…倒れちゃったのかな……。
手に温かい感触があり、見ると、つっくが手をしっかり握り、寝ていた。
「つっく…」
それに気付いた豆腐が私の近くに駆け寄る。
「大根!?気が付いた?」
「豆腐…?私……」
「また倒れたの!それを私がキャッチしたのよ!」
また、私…みんなに迷惑かけて…。
「………ごめんね…?」
「何、謝ってんのよ!」
−バシッ−
豆腐が私の背中を叩いた。
_