おなまえ




生まれあわせた運命に
きみは誰かの笑顔のために
与えるならば無償の愛を
奪うならば身勝手な恋を
空気が、痺れた
それすら愛しい
君が泣いてしまうから、そばにいなきゃと思ってた
真昼の密会
人は誰も温かいよ
胸の奥の甘い傷痕
自分自身に嘘はつけないと知りながら
甘ったるい沈黙
特別なことなんて何もできない
君が笑ってくれるなら、俺の役目はもう終わり
少女の面影を微かに残して
甘い痺れが支配する
きみが幸せでいられますように
終わらない恋になれ





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