私立山風男子高等学院

□生徒会
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A side

あー、なに聞かれるんだろう…今から緊張するよ、もう…

櫻「相葉くん、入って」

相「はい」




ーーー
櫻「改めて、副会長の櫻井翔です」

大「会長の大野智です」

櫻「会長とは初めて会うよね?」

相「あ、はい。はじめまして相葉雅紀です」

大「翔くんはあってんのか?」

櫻「うん、俺が誘ったの…ね?」

相「あ、はい」

櫻「あんまかしこまらなくてもいいよ?今日は軽い話しして、何人か候補決めるだけだから」

相「わかりました」

かしこまらなくてもいいって言ったってやっぱ緊張するよ…
櫻井先輩めっちゃかっこいいし…
会長さんなんか、先輩なのにめちゃくちゃ可愛いし
あーあ、候補にも選ばれなかったらどーしよ…

櫻「じゃあまず最初の質問なんだけど、どうして生徒会に入りたいと思ったのか教えてもらえる?」

相「どうして…」

大「なかったら無理に言わなくてもいいぞ、オイラもそうだったし」

櫻「大野さん余計な事言わないでください!」

大「だって最初から明確な理由なんかないだろ〜、ねぇ?相葉ちゃん」

相「え?あ、はい…くふふ」

櫻「相葉ちゃんってあなたね、もう…ほんとに理由ない?相葉くん」

相「あ、えっと…」

大「正直に言えばいいんだよ、な?」

相「櫻井先輩が…」

櫻「俺?」

相「はい、櫻井先輩が今日入学式で話してる姿がかっこよくて…憧れました」

櫻「あ、ありがとう」

大「やっぱオイラより翔くんかよ〜」

相「え、いや会長さんもかっこいいです!」

大「ほんと?」

相「はい!」

大「ふふっ、嬉しいな」

櫻「あなたね、真剣にやる気あります?ほんとに…」

相「なんかごめんなさい、俺が変なこと言っちゃったから…」

櫻「いや、素直に言ってくれてありがとう。変に気使って小難しい事言われるより率直でなんか、響いたよ」

大「うん、おいらも」

櫻「まぁ、今回はこんな感じかな?」

相「はい、ありがとうございました」





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