08/31の日記

23:44
結婚しなくなっていく日本人
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まずは下記のリンク。

国民生活白書


総務省統計局によれば(2005年)、男性30〜34歳の未婚率は47.1%、女性25〜29歳の未婚率は59%。
すこし驚く。
すでに離婚して独身の人数を加えると相当な数になるだろう。

なぜか。

男性 適当な相手にめぐりあわない 45.0%
必要性を感じない      32.2%

女性 適当な相手にめぐりあわない 49.0%
自由や気楽さを失いたくない 33.5%

なるほど。

ここで「時制」を変えてみると問題がハッキリする。

However 付き合ってみたけれど、

適当な相手ではなかった(過去形)
必要性を感じられなかった(過去形)
自由や気楽さを失った(過去形)


これらが「恋愛の結末」であり「失恋の理由」であることが判明する。


:自由や気楽さを失った、とは何だろう。
何かを犠牲にしなくてはならなくなった。
束縛されるのがいやになった。
そういうことだろうな。
んで、結婚とは「所得の再分配」であるから、とうぜん
金の絡む話になってくる。

:必要性を感じない。
 つまり、不要。こんな女(男)なんて要らない。
 なぜか、必要とする(理想とする)タイプではなかった。
 時制を変えれば、最初は必要な人だと信じていた。
 となる。

それが
:適当な相手にめぐりあわなかった
 という結論になっていく。

楽しい。かわいい。かっこいい。
恋愛はそこから始まる。
趣味が合う。一緒にいるとホッとする。
恋愛は本気モードになっていく。

しかし、人は親密になるほど相手のアラが見えてくる。
私も何度となく経験した。
ホテルに行けば化粧を落としたツラを見ることになる。
波打つハラを見ることになる。
寝顔はブタそっくりだ。

だから「顔」と「ファッション」だけで勝負する女との恋愛は一晩で幕をおろす。

そしてつぶやく。

「適当な相手ではなかった」


結婚は所得の再分配。

今日は昼に回転寿司を食った。2000円だが。
女房と食えば1000円になる。
家族四人で食えば500円になる。
それが所得の再分配だ。

あるいは「自由や気楽さ」だろうか。


いつか、そんなこと構わないさとギブ・アンド・ギブの気持ちになれる女が現れるだろうか。

生きているうちに(笑)




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