爆丸

□花菖蒲
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「あっ…別にね、同じ病気だからって訳で言ったんじゃないのよ?」


母さんが僕の複雑な表情を見て何か察したのか、慌てて付け足す。


正直、もしそれが理由で知らせたなら、幾ら母さんとは言え、僕だって怒りたくなる。


「同じ病気同士傷を舐め合え。」だなんて冗談じゃない。


「でも、だったらなんで…」


とはいえ、僕には他に理由が思い付かない。


「うふふ…それがね…」


悪戯っ子に似た様な笑みを浮かべた母さんの続きの言葉を聞いた瞬間、僕は病室を飛び出した。


後ろで母さんが叫んでいたのも構わずに…。


























(「その子も爆丸をやっている。」)(それは嬉しくも悲しい知らせだった。)










プチ連載シリーズ始動!
早く活躍して欲しい…
名前変換がない事に今さら気付いた…orz



















2007.09.18
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