狐の嫁入り
□五話 決心×自立×お仕事 後編
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ジンが奥の部屋から戻ってきた
「うん?ジンから?」
ジンから依頼ってなんだろう?
俺は首をかしげる。
「(っっ可愛い)そ、そう依頼!もう一度しっぽw「却下!!」」
ジンの言葉を聞いて感ずいたレンがいち早く言葉を遮る。
「絶っっっ対尻尾は触らせねぇぞ!!(もうあんな思いは嫌だ!←短編)」
とっさに尻尾を隠して警戒態勢に入る。
「ちっ!まぁいいや・・・本題はこれだ。」
そう言ってさっき奥の部屋から持ってきた物を出す。
「こいつを会長に届けてくれ」
それは手のひらサイズの黒い箱
「会長って・・・ネテロ会長か?」
「そうそう、この前コイツを探してくれって言わ
れててな、見つけたのはいいんだが渡すの忘れて
て『例のアレはまだか?』って催促されてたんだよw」
「そんな大事な物忘れるなよ!!はぁーまぁいいや・・。んでいつまでいつまでに届ければいいんだ?」
少々飽きれつつ聞く。まぁどうせ念を使えば三秒だからなー
「ん、レンの力なら三秒でイケるだろ?だからすぱっと行ってすぱっと帰ってこいよ」
ありゃw気づかれてたか
「まぁなwあ、そうだ仕事の時『レイン』って名乗るからよろしく」
姿も変えようかなーバレたら私生活に支障が出そうだし・・・。めんどそうだw
「あぁ、そうだなんじゃコレ頼むな」
「おう!」
そう言ってレンは尻尾を出して変化をした