狐の嫁入り
□一話 神様!?×トリップ!?×ハンター世界!
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ベットで寝ているとケータイが鳴っていた
そのうち諦めるだろうと思っていたが電話の相手はしつこい。ケータイのディスプレイには<祐介>という名前が映し出されている。
「あ、祐介? はぉーーー・・・」
気怠いあいさつをする。
『おはようじゃねェよ!お前俺との約束忘れてんのか!?』
電話の向こうから怒鳴り声が聞こえる。
蓮は五月蠅そうに顔をしかめる。
「五月蠅いよ・・・俺は夜型なんだよ・・・」
『そうだけどさーさすがにデートの日くらい起きろよ・・・はぁー』
そう、祐介は俺の彼氏だ。
今まで何度か男と付き合ったことがある。
別に女がダメなわけではない。女とも何回か付き合ったことがあるが・・・なぜ女は修羅場になるとあぁなるんだ・・・
「あーごめんごめん今から行くよ、今何処にいる?」
『駅前の喫茶店』
「了解、んじゃ一時間くらい待ってて。」
『ん、分かった。じゃーな』
「おう」