ゴジラシリーズＦ
□ゴジラ the first appearance day
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2044年
インファント島
『……………………が………し時、やがて…………大いなる………る。
ある時は……からの…者、あ……は破…の……。
奴の名は……………。奴を倒……………なり。奴が目覚…た…らば、す…わちこの世…終局を…味する。』
小美人が石版を見て、不安そうな顔をしていた。文面のところどころが読めなくなっているが、小美人には石版に書かれていたことがわかっていた。
「『強大なる二つの力が合わさりし時、やがてその闇が大いなる形になる。』……………」
小美人は気付いていたのかもしれない。これから起こる災いに……
カクゥゥゥゥゥゥン
祭壇にモスラがいた。モスラの目の前には卵があった。
バリバリバリバリ
キィィュゥゥゥ
卵から幼虫が生まれた。小美人は手を合わせて祈っている。