ゴジラシリーズF

□ゴジラ×デストロイア
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2042年



「アスカですか?」
 廊下を歩きながら井沢と恭介と優介が話していた。
「あの試作型の戦闘機に改良が加えられ、アスカとして配備されることになったんだ。」
「ヒュードスとヴェーラの時には活躍していましたしね。しかし、あれから二年経った今になって何故?」
「どこを改良するかでいろいろあってな。で、」
「そのアスカのパイロットに俺たちが選ばれたんですか?」
「そうじゃない。」
「え?それじゃあ松澤さん達が?」
「それも違う。あいつらは昨日付けで副司令官になった。」
「ええ!凄いですね!」
「ああ。それに……」
 井沢が内ポケットから手紙を出した。
「何ですか?それ。」
「ああ?お前らには届いてないのか?披露宴の招待状だよ。」
「ええ!一体誰の!?」
「もしかして…松澤さんと三島さんですか?」
「あの二人とはもう十年位の付き合いだが、いよいよその時が来たかぁ〜!」
「で、アスカのパイロットは誰が……」
「お前らと同い年位の優秀なパイロットが任命された。」


 
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