ゴジラシリーズF

□GMGK 大怪獣掃討作戦
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2039年




ANGEL本部格納庫



 メカゴジラの修復、改良作業が進まれていた。

「どうも。」
「あっ、井沢司令官。ご苦労様です。」
「ふぅ。一年もたつともう馴れたな。そろそろメカゴジラ修復完了の日にちだが、どんな感じだ?」
「懸念されていたエネルギー炉の加熱は限界まで抑えることに成功。プラズマキヤノンの連射が可能になりました。」
「おお!前回みたいなことにはならないんだな。」
「他にも新たな機能を追加しました。尻尾の部分にマシンハンドケーブルを付けました。8万トンまでの物体の輸送が可能です。あとメカゴジラの歯に高圧電流を流せるようにしました。ゴジラに噛みついて高圧電流による攻撃が可能です。あと…」
「あと?」
「脱出艇と自爆機能を取り付けました。確か、井沢さんの希望だと聞きましたが。」
「ああ。」
「何故自爆機能を?」
「メカゴジラは使い方次第ではとんでもない兵器になる。だがメカゴジラはゴジラを倒した時に役目を終えると私は考えている。解体してもいいが、ゴジラを巻き込んで自爆というのがいいと思ったんだ。」
「なるほど。」


 
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