ゴジラ1560
□第四部 黒龍
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戦国作戦隊は、空母と護衛艦の見張り数名を残して、清洲城に向かっていた。
「そっか。信長はまだ安土城を建てていなかったんだったな。」
「なぁ雅英、どういう気分だった?」
「何が?」
「人を刀で斬ってさ。普通じゃ有り得ないよ。ためらいは無かったのか?」
「もしためらったら、今俺はここにいないよ。その話は済んだはずだろ?」
「済んでねぇよ………」
康介はまだ雅英のした事が信じられていなかった。
「着いたぞ。」
そうこうしている内に、一行は清洲城に到着した。