ゴジラ1560

□第二部 出発
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次元転移作戦から二日後






 プロジェクトチームのメンバーはそれぞれ自分の基地、駐屯地に戻っていた。

 次元転移装置は海上自衛隊北総航空基地の中央格納庫で、引き続き神田博士の管理下におかれている。


「神田さん。ゴジラが消滅した今、次元転移装置を残しておく必要があるのですか?」
「タイムスリップというのは、昔からトラブルがつきものです。あの時、エネルギーハザードが起きたにもかかわらず、作戦を強行しましたが、次元転移に何か影響があったかもしれない。」
「転移装置はそのために?」
「次元転移が成功したか、それを確かめるための『ディメンションワープホールサーチャー』を開発中です。」
「ディメンションワープホールサーチャー…………ですか?一体どういう装置なんですか?」



 
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