ゴジラ1560
□プロローグ
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2040年
駿河湾
ドォォォォォン
湾内で激しい戦闘が繰り広げてられている。戦闘機部隊、ヘリ部隊、海上艦隊、これらの戦力が総動員されていた。
陸地近くには戦車隊も待機している。海上には、高さ60メートルもある三角すいの形をした機械が三つ、正三角形を作るように置かれていた。一辺の間隔は100メートルある。
ゴァァァァァァァァォン
遠くで鳴き声がする。巨大な生物の鳴き声だ。
「ゴジラ接近!」
「次元転移装置スタンバイ!」
巨大な機械のスイッチが押された。戦車隊の後ろに待機しているオペレーターは、コンピューターを操作している。
オペレーターが数字を入力した。それに合わせて、コンピューターに表示されているグラフや数字も変化している。入力された数字は2520だ。
「いよいよだな………」
「もうすぐ我々の目の前から、ゴジラが消える…………」