黄菖蒲

□ep.2
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『わぁ・・・すごい景色だね・・・』


口から出てきたのはこの言葉だった。

他にふさわしい言葉が見つからないというのも正しいだろう。

校舎から少し離れた木の下へと行く。

すると
あたりから蝕が現れ始めた。


『森羅』


森「了解、「刃」」


森羅に文字を使わせる。

文字を呟いて現れたのは、巨大な手裏剣が二つだった。

それを投げ、周りの蝕を一掃していく。

それを2分も続ければ、周りにいた蝕は死んでいった。
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